野菜の高値はいつまで?意外な安値はパルシステム?価格高騰の原因と地域別対策まとめ

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野菜の高値はいつまで?意外な割安はパルシステム?価格高騰の原因と地域別対策まとめ

スーパーで「野菜が高いな」と最近特に実感するようになりました。

大根・白菜を中心とした鍋食材や、高騰になりやすいキャベツやレタスなどの葉物野菜は、平年の2倍以上に値上がりしています。

1/8サイズにカットされている白菜が100円を超えているのを見たときは、流石に驚きました・・・。

この価格高騰は、多くのメディアでも記事になりました。

全国470店を対象にした農林水産省の小売価格調査によると、昨年10~11月の台風や長雨、低温で生育が悪くなった野菜が値上がりし、12月第4週(25~27日)の平均価格はレタスが1キロ当たり1230円で平年の2.4倍、キャベツ(326円)は2.1倍。ハクサイ(285円)、ダイコン(269円)はともに2倍だ。

引用:毎日新聞「野菜高騰、鍋物ピンチ 葉物や大根、平年の2倍」

この価格高騰の理由と、それがいつまで続くのかが気になり、調べてみました。

また、自分でもできそうな対策もあったので、合わせてご紹介したいと思います!

価格高騰の原因

野菜の値段が上がった原因は、2017年10月の天候不良です。
2017年の10月は台風が二度も日本列島を直撃した、雨の多い月でした。
雨が長く続くと天候不良に繋がるため、農作物に被害が出て現在の野菜の高値につながっているのです。

価格高騰はいつまで?

1月ごろのニュースでは「2月以降に出回るものはおおむね生育が順調で価格も戻る」と言われていましたが、依然、価格高騰は続いています。

全国的に品薄状態が続いているので、生育が順調でも出荷が追いついていない可能性もあります。

特に白菜は3月中旬ごろまで値下がりが見込みにくいとのことですので、現在の高額野菜の価格が下がるのは、春の野菜が出てくるころになりそうです。

まだ1ヶ月以上も高騰が続くとなると、対策をしたいですよね。

そこで、すぐにできる対策や、今後の価格高騰に備えた対策を調べてみました。

野菜が高いときの対策

実は昨年も、キャベツの高騰は話題になっていました。

また、りんごの価格高騰も目についた人は多いのではないでしょうか。

野菜は天候に左右されやすいですし、近年はゲリラ豪雨など世界的に天候の変化が報じられていますので、今後も供給が不足することは考えられます。

地域によってできる対策が異なる

野菜高騰の打撃は日本全国ほぼ同じですが、できる対策は首都圏と地方部(つまるところの都会と田舎)で異なります。

それは、Amazonの当日便が使えるところが限られていることのように、流通事情が地域によって異なるからです。

地域が関係ない対策は・・・

とはいえ、野菜の高値という同じ問題を抱えていますので、まずは地域を問わない対策をご紹介したいと思います。

対策①代替野菜の使用

もやしや豆苗などの「芽」の野菜は成長も早いので、価格高騰の打撃を受けにくい野菜です。

当たり前すぎて申し訳ないのですが…

白菜が高いのなら、(どうしても少しさみしいですが)鍋の具はもやしやきのこを使ったり、緑色の彩りを加えるために豆苗やカイワレダイコンを使ったりする、という方法があります。

対策②冷凍野菜やカット野菜の使用

無加工の野菜と比べると風味は落ちてしまいますが、価格変化の打撃を受けにくく、安定した価格で売られているのが、冷凍野菜とカット野菜です。

コンビニで「洗わず食べられるキャベツ」みたいなものを見たことがありませんか?

ああいう商品のことです!

長い間カット野菜ばかりですと少し残念な気持ちにはなるかもしれませんが、春の野菜が出回るまでだと思えば、少し気が楽になりそうです。

対策③野菜を育てる

即時解決には繋がりにくい対策ではありますが、価格の打撃は受けにくい方法です。

先ほどご紹介した「芽」の野菜のタネを購入して育てたり、ハツカダイコンなどの成長が早い野菜のタネを育てたりするくらいなら、ベランダや室内を利用することができます。

カイワレダイコン

700円くらいでした。

ハツカダイコン

200円くらいでした。カイワレダイコンより安いのが意外です。
白いハツカダイコンなら大根の代わりになるでしょうか?

メール便が使えるのはちょっとお得ですね。

 

ちなみに、キッチンで野菜を育てるためのプランターもありました。最近は色々なものがあるのですね…ちょっと関心してしまいました。

 

 

とはいえ、なかなか栽培は難しいと思いますので、ここからは地域別の対策をご紹介していきます。

首都圏の対策は「パルシステム」がおすすめ

パルシステムは、簡単に言えば、生協の食品通販サービスです。

買った食材をおうちまでお届けしてくれるので、小さなお子さんがいる家庭に人気です。

また、宅急便などと違って受け取りが不要であるため(保冷箱に入れて玄関先に置いておいてくれるらしいです)、「今日は配達が来るから◯◯時までに帰らなきゃ…」という心配もないそうです。

 

でも「ネット通販の野菜」と聞くと、かなり高額なのではないかと思いますよね。

実は、利用者さんのブログを見てみたところ、意外と安かったのです。

価格の例

パルシステムで販売している野菜は、基本的に「丸ごと売り」です。

そのため、1/2カット状態に慣れている人にとっては「大きすぎるかも」「使い切れるか心配」ということはあるかもしれません。

ただ、単純に価格だけで見ると・・・なかなか魅力的でした。

レタス

1球204円(税込)

つまり、1/2カット価格で考えると102円

キャベツ

1球194円

つまり1/2サイズで考えると…97円?!

なかなかいい感じですね。

1球食べきれなそうな場合は、友人やママ友さんたちとシェアしても良さそうです。

 

ちなみにパルシステムの野菜を以前いただいたことがあるのですが、鮮度がいいからか、スーパーで購入したものよりも痛みにくかった印象があります。

また、パルシステム登録者さんによると、野菜を長持ちさせる保存方法も一緒にお届けしてもらえるらしいです。(そう言えば私に野菜をくれた人も、「新聞紙で包んで保存してね!」と言っていたなぁ…なんて思い出しました。)

「絶対にお届け」とは限らない

価格的にはとても魅力的なシステムですが、少し気に留めておいて欲しいのが「絶対にお届けされるとは限らない」ことです。

サイズや個数変更の相談連絡が来たり、配達中止になることがあるそうです。

なぜなら産地直送野菜ですので、契約農家さんの規模は限られています。

そのため、規模を超える注文があった場合は、みんなのところに野菜が行き渡るように、パルシステムさんが調整をしてくれるのです。

(逆に言えば、「買い占め」の被害にも遭いにくいということなのですけどね。)

 

私が情報収集の際に参考にしたサイトさんの話では、

5年間で3回、規格変更・お届け中止に遭遇したことがあるそうです。

規格変更って?

・大きさの変更

規格変更例の1つは、天候不順の影響でひとまわり小さいものが届く、というようなもの。

しかし、金額は変更してもらえます。読んだ記事では、お詫びとして20円くらい値引きされたとのことでした。

・個数の変更

レモンなどの2個入りで販売されているものが1個に減ったことがあるそうです。

この場合もお値段は変えてもらえるそうです。

お届け中止って?

その名の通り商品が届けられないという際に発生します。

寒波の影響など、長引く天候不良の場合は2週続けて届けられないこともあるそうです。

 

ただ、個人的には、規格変更やお届け中止が5年間で3回くらいなら、割と少ないのではないかな、と思いました。

 

1000円くらいでお試しセットが頼めるようなので、試してみたい人は以下からどうぞ。

都心部意外は直売処がおすすめ

都心部でない場合、上記のパルシステムは支えないかもしれません。

その場合は逆に、「直売処で買う」という手段があります。

直売処って?

「道の駅」など、近所で小規模生産をしている人たちが数件集まり、野菜を置いて販売している場所です。

地名+直売処 で検索すると、近所の直売処を見つけられると思います。

形は不揃いでも・・・

ここで売られている野菜は、スーパーなどと比べると不揃いだったり泥付きだったり小ぶりだったりします。

ただ、味はむしろ良かったり、生産者の顔が見えたりというメリットもあります。

「この野菜おいしい」と思う生産者さんを見つけたら、その人の野菜を狙ってリピート買いすると、安くて美味しいものを続けて手に入れられる可能性もあります。

 

都心部では直売処はあまりありませんので、これは地方の特権だと思います。

まとめ

今回は野菜の高騰の理由とその対策をまとめてみました。

いつもに比べると地味な内容ですが、身近なこととして気になったので記事にしました。

パルシステムは首都圏と地方を繋ぐ手段だなとわかりましたので、今後機会があれば使って見たいと思います!(近くでシェアできる人が欲しいところです。笑)

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