カーリング・スイス戦は因縁対決?!吉田知那美はスイス選手に昔ファンレターを送っていた!【平昌五輪・オリンピック】
2018年2月21日(水) 22時00分から、NHK総合にて、カーリング 女子・予選リーグ「日本×スイス」が放送されます。
今まで注目していなかった競技も、結果が報じられると一躍有名になったり、普段目にしない競技の面白さに気付けたりと、夏のオリンピックとは一味違う面白さのある冬季オリンピック。
カーリングは中でも人気の種目ですが、スイス戦にはさらに“因縁”とも言える対決の相手だった過去があります。
その因縁となる選手が、スイスの名手 ミリアム・オット選手です。
ミリアム・オット選手とは?
ミリアム・オット(Mirjam Ott)
生年月日:1972年1月27日(2018年現在45歳)
出身:スイス
女子カーリング界の名スキップとして知られており、
2002年のソルトレイクシティオリンピック:銀メダル
2006年のトリノオリンピック:銀メダル
2012年世界選手権:優勝
…という輝かしい成績を持っています。
過去2度のオリンピックで銀メダルに輝いたことでも分かるように、チームのエースと言えます。スイスチームは強豪の一つで、ほとんどミスショットがなく、中でもオット選手の安定度は群を抜いていると言われています。
ちなみにミリアム・オット選手の生まれ年の1972年は、活躍している有名人がなぜか多く生まれている年だと言われています。
例えば、歌手のYUKIさん、元SMAPの木村拓哉さん・中居正広さん、はるな愛さん、先日渦中の人になったKEIKOさん、マツコ・デラックスさんなど…。
この他にも名前を聞いたら「あの人も?!」と思うような有名人がたくさんいます。
(参考:https://matome.naver.jp/odai/2134872046130540101)
“スイスのメガネの人”
前回のソチオリンピックで日本と激戦を行ったこともあり、「スイスチームのメガネの人」としても知られています。
カーリングスイスチームを検索すると、「メガネ」という補助ワードが出てくるほどです。
吉田知那美とオットの「縁」は高校時代に・・・
さて、そんなミリアム・オット選手と、カーリング日本チームの吉田知那美選手はどのような「縁」があるのでしょうか。
前回のソチオリンピックの記事に注目!
2014年2月17日13時52分 読売新聞に、このような記事が掲載されました。
世界ランク4位のスイスから金星を奪える場面を迎えた。
(中略)
吉田は高校時代、英語の授業で手紙を書く課題があり、スイスのスキップ、ミリアム・オットにファンレターを送ったことがある。
ソルトレークとトリノの銀メダリストで、冷静にピンチを救うショットを決めるところに憧れていた。手紙は「あなたを五輪でいつか破りたいという失礼な内容だった」というが、バンクーバーの選手村から「あなたのカーリングがとても素晴らしいものになることを祈っています」と返してくれた。今回、その手紙を持ってきており、大会後には「昔、手紙を書いたものですと名乗りたい」という。
「夢をかなえたいと思っていたので、必ずこの勝ちを次につなげたい」と吉田
引用:http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2014/other/20140217-OYT1T00622.htm
手紙を送ったことがあるミリアム・オット選手と吉田知那美選手が直接対決をすることとなったソチオリンピックの予選では、日本がスイスに勝利。
しかし、王者スウェーデンとの試合には敗れてしまい、決勝での対戦は実現しませんでした。
試合後に手紙を書いたものだと名乗り出たいと吉田知那美選手は語っていましたが、平昌オリンピックでは再戦ができるのでしょうか?
残念ながら平昌五輪では選手登録なし
調べてみたところ、ミリアム・オット選手は今回の平昌五輪のカーリングチームに選手登録されていませんでした。
45歳という年齢もありますので、選手生命の長い競技ではありますが、代表になれなかったようです。
ただ、ミリアム・オット選手は現在もスイスのチームには所属しており、競技は続けているようです。
日本語で紹介されているサイトがほとんどないので、気になる人は海外サイトで調べてみてくださいね。
まとめ
過去に縁のあった2人の再戦をぜひ見てみたかったので少し残念ではありますが、吉田知那美選手には、名手であるミリアム・オット選手も納得ができるプレーを見せてもらいたいですね。
ミリアム・オット選手もスイスから、日本とスイスの試合を見ているといいなぁと思いました。
カーリング 女子・予選リーグ「日本×スイス」は、2018年2月21日(水) 22時00分から、NHK総合にて放送です!
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