出典：twitter.com
2020年2月2日から
東京都内で飛行機が
やたら低く飛んでいるという
目撃情報が多発し始めました。
いままでこんなことがなかったので
「一体どうした？！」と
気になっている人も多いのではないでしょうか。
どうやらこの
ものすごく低く飛んでいて
飛行機の航空会社までも
見えるくらい・・・というのは
「羽田空港新ルート」が
原因ということでした。
飛行機が飛ぶルートが
変わるんですね！
どんなルートを飛ぶのか、
どれくらい近くを飛んでいるのか
気になって調べてみました。
東京で飛行機が低く飛んでいる…
まずは飛行機が低く飛んでいると
感じている人がどれくらいいるのか
調べてみました。
羽田空港新ルートの着陸を渋谷区代々木から！
低いし、頻繁すぎて…#羽田空港 #飛行機 #新ルート #着陸 pic.twitter.com/ej0XLfcUv9— またさか0616 (@smasaftaka) February 2, 2020
羽田新ルートのせいでめっちゃ飛行機目にするようになったわ
かなり低いとこ飛んでるし、やっぱうるさいんだが… pic.twitter.com/c6t35F8Xvj— ゼロ伯爵 (@count00000) February 2, 2020
筆者も実は
外を歩いていて飛行機が
とっても大きく見えて
この動画では正直、
低さが伝わらないです。
ぜひ都内に住んでいる方には
実際にみてもらいたいです。
知らなかったら
「何かあったのか？！」
「墜落するんじゃ・・」と
軽く不安になるような
低い位置を飛んでいます。
低く飛んでいる理由は「新ルート」！
2月になって
これだけ飛行機が
東京の上を低く飛んでいる理由は
羽田空港に
新しい航空ルートができたためです。
令和2年3月29日の新飛行経路の運用開始にあたり、管制官が新飛行経路の運用手順の確認などを行うため、実際の航空機による飛行確認が行われます。
新しい飛行経路自体は
3月29日から運用開始ですが
令和2年2月1日から
3月11日までの間のうち7日間程度で
好天時と悪天時の飛行確認を行うそうです。
ちょっと画像が小さいですが
新ルート（好天時）は
こんな感じです。
見事に、
東京の主要地である
新宿・渋谷・品川の上空を飛んでいく
という感じですね。
2月2日、2月3日とも
晴れていたので
今後、雨天時や曇りのときにも
飛行訓練が行われることでしょう。
曇りなどの天候が悪い日はうるさい？！
曇りや雨などの天気が悪い日は
着陸の角度を浅くする必要があり
晴れた日よりも低く飛ぶ距離が
長くなってしまうそうです。
つまり・・・
曇り・雨などの悪天の日は
より飛行機がうるさくなります。
新ルート騒音の学校への影響は？
うるささと言えば
新ルートで気になるのが
騒音ですよね。
新しい羽田空港の
飛行コースにあわせて
16箇所で騒音の測定が行われています。
羽田空港の現在の飛行コースに関連して、16カ所の騒音測定局を国が設置し、常時騒音状況を測定しています。モニタリングの結果は、東京航空局のホームページで公開されています。なお、現在の16カ所の測定局に加え、新たな飛行経路下に18局（16局増設、2局移設）増設いたします。
飛行ルートの上にある
小中学校で、騒音の測定が
行われています。
画像だと見えにくい部分もあると思うので
小中学校を中心にリスト化しました。
埼玉県の騒音測定地
- さいたま市立岸町公民館
- 川口市立八幡木中学校
東京都の騒音測定地
小学校
- 北区立袋小学校
- 豊島区立千早小学校
- 新宿区立落合第二小学校
- 目黒区立立田道小学校
- 大田区立大森第五小学校
- 港区立高輪台小学校
- 江戸川区立第五葛西小学校
中学校
- 板橋区立赤塚第二中学校
- 渋谷区立広尾中学校
この他にも研修所や
下水道事務局などの
公的な施設はありますが
これほどの数の小学校の上を
通過していると思うと…
基地の近くの学校みたいに
飛行機の音がする学校に
なりそうですね。
騒音測定結果は
東京航空局のwebサイトで
公開されるそうなので
付近に住んでいる人や
学校にお子さんが通っている方は
チェックしてもいいかもしれません。
まとめ
今回は、外を歩いていたら
都心なのに飛行機がやたらと
低い位置を飛んでいて
低く飛ぶ理由が気になったので
羽田空港の新ルートについて
調べてみました。
今でさえも
発着陸の多い羽田空港なので
新ルートの確認が終わったら
2月2日や2月3日みたいな頻度で
飛行機が空を行き来することでしょう。
飛行機が好きな人にとっては
ロゴが目視できるくらいなので
もしかしたら楽しめるかもしれませんが
多くの人にとっては
騒音が気になるところですね。
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