『ブラックペアン』の見所・口コミ・評判・視聴率は?「悪ニノ」のアドリブって?丑尾健太郎の脚本は原作と違う?
あらすじ
“神の手”を持つと称される外科医
佐伯清剛(内野聖陽)によって、
難しい心臓手術が行われようとしていた。
半年後に日本外科学会理事長選を控え、
医療関係者が注目する重要な手術。
しかし手術の最中、佐伯が受け持つ
別の患者の容態が急変。
医師たちが対応にあたるが状態は悪化する。
そんなとき、手術室に一人の男が現れる。
その男は“オペ室の悪魔”と呼ばれる
外科医・渡海征司郎(二宮和也)だった。
・・・というのが、
第一話の内容です。
ストーリー全体は
「外科医の腕を全く必要としない」
手術用最新医療器具の導入をめぐり、
外科医のプライドを守ろうとする主人公の話。
この主人公が、二宮和也さん演じる
“オペ室の悪魔”の異名を持つ
天才外科医・渡海征司郎です。
「悪ニノ」と言われるワケ
“オペ室の悪魔”は、同僚医師の弱みに
つけ込んで高額な見返りを要求し、
見返り=支払いのできない研修医たちを
次々と辞めさせていくことからついたあだ名。
ドラマの中でも「邪魔」「死ね」などの
暴言はもちろん、気だるそうな態度が
いかにも「悪い奴」「嫌な奴」という雰囲気。
ファンにとってはこれすらも
「言われてみたい」セリフらしいですが・・。笑
二宮和也の「アドリブ」が高評価
第一話では、研修医の世良雅志(竹内涼真)が
担当患者を助けるため、
オペ室を出て帰ろうとする渡海(二宮)を
引き止めるシーンからクライマックスが始まりました。
「いくら払えばいいんですか?
いくら払えば助けてくれるんですか!」
と引き留めて、
「お金で助けてくれるなら僕が払いますから」と土下座。
この世良(竹内)の姿を見て、渡海(二宮)は
オペを始め、無事に患者の命を救いました。
ただ、最後に「見返り」について
「1億な。払い終えるまでお前は、
俺のために一生ここで働け」と
ニヤリとしながら口にし、
世良のオペ着にべったりと
血の手形をつけてオペ室を出て行きました。
この「血の手形」が実は
二宮和也さんのアドリブなのだとか。
二宮和也さんは、ドラマの前評判では
身長も低く華奢な体であるため、
天才外科医という役はこなせないと言われていました。
しかしこのようなアドリブをはじめ
見た目を超えるキャラクターで「異質な天才」を
表現したことから、現在はこの役に期待が
されているようです。
ちなみにこのアドリブの手形は
ホームページやポスターにも使われ
ドラマを象徴するアイコンとなりました。
視聴率は?
第一回の平均視聴率は
13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とのこと。
日曜劇場の前回枠は
最終回に20%超えを記録した「99.9」です。
前回の主演は松本潤さんで同じ嵐メンバー
だったため、今後、この数字を超えるのかが
ドラマ自体や二宮和也さんの評価につながりそうです。
脚本家
このドラマの脚本家にも注目しておきましょう。
名前:丑尾 健太郎
生年月日:1976年5月28日
出身地:愛媛県
学歴:神戸大学経済学部卒業
経歴
丑尾健太郎さんは、大学卒業後、
映画やTVドラマ、舞台等の
台本を手がける印刷会社に入社したそうです。
あらゆる種類の膨大な脚本を
校正していく中で、創作・執筆技術を培ったのだとか。
校正といえば、少し前に放送され
大人気だった石原さとみさん主演のドラマ
「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」で
その仕事内容が紹介されていましたね。
丑尾健太郎さんの脚本は
テンポよく展開する爽快な物語が特徴らしいので
『ブラックペアン』もテンポの良さが
人気となるかもしれませんね。
過去に手がけた脚本では
「HEAT」、「水球ヤンキース」、
「ショムニ2013」、「シャカリキ!」などの
“アツい群像劇”が多くありました。
原作との違い
原作は『ブラックペアン1988』。
2007年に講談社から発売された小説です。
「チーム・バチスタの栄光」の作者としても
知られている 海堂尊さんの作品です。
現在放送されている内容の中で
わかっている原作との違いはこちら。
時代設定
原作は昭和63年、ドラマは2010年代。
ただでさえも病院の「裏事情」を知る人は
少ない中、昭和の終わりに時代を設定すると
もっと分かる人が減るからなのかもしれません。
そのほかの原作との違いは
第一話放送終了時の現在は
まだ指摘されていません。
物語が進むと、もしかしたら違いが
生じてくるかもしれませんね。
まとめ
今回は日曜劇場の「ブラックペアン」について
初回の概要やストーリーの見所について
まとめました。
二宮和也さんは前評判があまり良くなかったのですが
アドリブで一気に空気を変えた印象があります。
とはいえ、まだまだ高評価ばかりではないので
今後どれくらい評価が変わるのかも見ておきたいと思います。
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