『バケモノの子』裏設定や伏線は?小栗旬は誰役?細田守は脚本がつまらない?【金曜ロードショー】
2018年7月27日(金)の21時から、
細田守監督の『バケモノの子』が
放送されます。
公開時は話題になったこの映画、
実は小説版でしか説明されていない
分かりにくい部分があるとのこと。
「時をかける少女」から
「サマーウォーズ」までは人気だったものの
徐々に批判も増えてきている細田守監督。
分かりにくい箇所がどこなのか
裏設定について調べました。
実は細田守初の脚本作品
『バケモノの子』は世間の評価が
賛否両論真っ二つに分かれた映画。
そうなったのもマイナス評価の
理由はほとんどが、
不要な登場人物がいることや
やけに説明的なセリフなど
「脚本がダメ」というものです。
実は、この映画は
細田監督の初脚本作品らしいのです。
『時をかける少女』
『サマーウォーズ』は
脚本家の奥寺佐渡子さんが
シナリオを書いていたらしいです。
そして『おおかみこども』は共同脚本となり
『バケモノの子』ではついに
細田監督が初めて自分一人で
脚本を書いた、という変遷をしています。
しかし結果的に
「ストーリーの構成がおかしい」
「話の流れが不自然すぎる」などの
批判が相次ぎ、
挙句の果てには
「細田守には脚本を書く才能がない」と
まで言われるなど
映画口コミサイトはある意味
盛り上がる結果になってしまいました…。
最近では『君の名は。』で
一躍有名になった、新海誠さんも
脚本面での比較対象になっているようです。
新海誠さんの『君の名は。』は
テンポの速さが特徴的な映画でもあります。
それと比較すると
モヤモヤするところの多かった
『バケモノの子』はつまらない、という
意見もでているのかもしれません。
説明されていない「裏設定」は?
- チコはお母さんの生まれ変わりである
- 一郎彦が「鯨」を読むことができたのは優等生で特別な学習を受けられたから
チコがお母さんの生まれ変わりだと
分かるシーンは、小説にのみ書かれています。
脚本への疑問は?
残念ながら酷評の原因となっている
脚本への疑問は、ほとんどが
後半(久太が人間界に戻るあたり)の部分です。
- 人間界へ戻った九太は、8年ぶりの故郷なのにいきなり図書館へ行って本を読み始める
- 図書館に来ていた不良たちの目的も分からないし現実味がない
- 次期宗師の資格は「強さ・品格・素行とも一流」という条件なのに他を差し置いて熊徹の名前が候補に上がる(贔屓されている)
- 楓は一郎彦のことを何も知らない初対面なのに、何でも知ってるわよ的な目線で説教をする
言われてみると
納得してしまう事が多かったです。
不良たちはわざわざ図書館に集まらず
コンビニとかに行きますしね・・・なるほど。
よく見ている人がいるのだなぁ、
なんて思ってしまいました。
隠れ出演・小栗旬?!
『バケモノの子』が劇場公開された際に
密かに話題になったのが、
俳優の小栗旬さんの名前が
エンドロールにあったこと。
しかし、あまり表立って宣伝されていませんよね。
実は役名すらないモブキャラ(脇役)として
出演しているのです。
その役というのは
区役所で九太の戸籍や
住民票の登録などについて説明してくれた、
メガネをかけたお兄さん。
地味すぎて分かりませんでした・・・。
まとめ
今回は金曜ロードショーで
放送される『バケモノの子』について
簡単に調べてみました。
個人的には、小栗旬さんの情報が
一番気になったので、
地上波放送でチェックしておこうと思います。
まだまだ裏設定の深読みや
都市伝説的な内容がたくさんある作品なので
興味があればもっと調べてみると
面白い発見があるかもしれませんよ。
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