下町ボブスレー不使用決断の真実は?ジャマイカ側の主張を覆す切り札を公開!?【ガイアの夜明け】
2018年2月27日(火) 22時00分~22時54分に放送される「ガイアの夜明け」では、平昌五輪で日本中が注目した「下町ボブスレー」の裏話が扱われます。
残念ながら不使用に終わった、東京・町工場の一大プロジェクト。
番組内では、ジャマイカチームが使用しなかった理由に迫るようです。
下町ボブスレーって?
下町ボブスレーについて、ざっくり復習しておきましょう。
正式名称は「下町ボブスレーネットワークプロジェクト」。
普段は様々なメーカーの下請けを中心に生産を行なっている「モノづくり大田区」。
そんな小さな町工場の集まった場所大田区から、冬季オリンピックへの出場を目指すプロジェクトが始まったのです。
ジャマイカのボブスレーチームと契約し、平昌五輪での出場が(ほぼ)確定と思われていました・・・が、オリンピック開催目前にして、ソリの不使用が決定。(つまり契約破棄)
このプロジェクトを知る人たちは「何があったのだ?」とずっと経過を追っているのですが、本当の理由は、平昌五輪が閉幕した今でも明かされていない状態です。
プロジェクトのスタートは、公式サイトによると2011年。
じつに7年間の長期プロジェクトでした。
多くのメディアに注目されていた
下町ボブスレーはNHK総合の「首都圏ネットワーク」をはじめ、日テレ系列の情報番組「ZIP!」やフジテレビ系列の「めざましテレビ」など、多くの番組に取材され、プロジェクトの進行状況や意気込みなどが放送されていました。
ジャマイカチームでのオリンピック出場がほぼ確実であったためか、本も出版されています。
こちらは大人向け。 |
こちらは子供向け。 |
放送された番組一覧は公式サイトに掲載されています。
現在、多くの人が「知りたい」と思っていることは?
オリンピックが閉幕した今でも「真実がわからない」ことはいくつかあります。中でも多くの人が注目しているのが、訴訟についてではないでしょうか。
下町チームの「訴訟」
ジャマイカチームの、「下町ボブスレー」ソリの不使用が報じられた際、下町ボブスレーのプロジェクトチームは会見でこのように発表しました。
下町PJは、ジャマイカボブスレースケルトン連盟(ジャマイカ連盟、ネルソン・クリスチャン・ストークス会長)に対し、ソリ開発・貸与の契約解除および損害賠償請求の法的措置を取る手続きを進めます。
(中略)
今後については契約書の規定に基づき弁護士と相談しながら手続きを進めます。ジャマイカ連盟およびジャマイカ選手とはこの2年間、共に協力して夢を追いかけてきました。その人々に損害賠償を求めることは我々にとっても苦痛です。しかし下町ボブスレーを支援いただいた多くの製作協力工場やスポンサーなどたくさんの方々に対し、下町ボブスレーの正当性を示す責任があります。
2018年2月27日(火)に放送される「ガイアの夜明け」の予告文にはこのように書かれています。
BTC社と比べて「2秒遅かった」…ジャマイカ側が下町のソリに乗らない理由としている比較テストの結果。 しかし、そのテストで、カメラはある映像を捉えていた…。 さらには「封じられた比較データ」も入手。
そこには、ジャマイカ側の主張を覆す、ある結果が…。
このため、おそらく、プロジェクトチームの「下町ボブスレーの正当性を示す」ことに繋がる内容が放送されるのではないかと予想しています。
まとめ
いつもは技術力や発想力や経営力によって、企業を立て直した例が紹介されている「ガイアの夜明け」。
今回はうまくいかなかったプロジェクトの例を紹介するという異例の放送です。
普段の放送に慣れている人は、どのように番組が構成されるのかも楽しみなのではないでしょうか。
平昌五輪に関わっていた内容なので、当日はしっかりチェックしたいと思います!
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