2018年8月22日に
爆薬「ＴＡＴＰ（過酸化アセトン）」や
「ＥＴＮ（四硝酸エリスリトール）」を
製造したとして、愛知県の大学生が
爆発物取締罰則違反（製造、所持）の
容疑で逮捕されました。
その大学生が、３Ｄプリンターと
拳銃の形をした樹脂の塊も
所持していたことが分かったそうです。
詳細を調べました。
ニュースの概要は？
出典：http://news.livedoor.com/article/detail/15191959/
県警は４月に少年宅を家宅捜索し、ＥＴＮを押収。８月２０日に少年を逮捕、再度捜索した際、爆薬の材料になる薬品類などと共に、３Ｄプリンターと樹脂の塊が見つかった。
３Ｄプリンターを使った拳銃の製造をめぐっては、横浜地裁が平成２６年１０月に銃刀法違反（所持）などの罪で元大学職員に実刑判決を言い渡した事例がある。
少年の逮捕容疑は２８年１２月、当時住んでいた名古屋市名東区の自宅でＴＡＴＰを製造、３０年３月に名東区内の公園で所持し、黒色火薬を燃やすなどしたとしている。
引用：産経ニュースWEB
技術の高さを
誤った方向に使っている感じしか
しないですが・・・
どんな人物なのか、調べました。
容疑者の大学生プロフィール
名前：？？？？（未成年のため非公開）
年齢：１９歳
職業：大学生
住所：名古屋市緑区
以前は名古屋市名東区（２８年１２月時点）に
住んでいたということなので
進学に伴って引っ越した可能性があります。
容疑者が製造しようとした拳銃は
捜査関係者によると、
発火装置の一部や弾の穴がないなど
不完全だったようで、
発射能力はなかったそうです。
実際に使える完成度だったら
もしかしたら人に被害が及んでいた
かもしれませんね。
大学はどこ？
大学がどこなのかに
注目が集まっています。
住所が名古屋市緑区なので
その付近の大学の可能性が
高いのではないでしょうか。
名古屋市緑区の近辺には
これらの大学があります。
豊田工業大学
名古屋商科大学
東海学園大学
名古屋短期大学
名古屋市立大学
大同大学
拳銃や爆薬を作ろうとする
ことから、理系分野なのではと
個人的には思いますが
今後明らかになったら追記したいと思います。
2018年8月29日追記
爆薬製造に使った薬品は
大学ではなく高校時代に
入手したものだということが
明らかになりました。
高校生時代から
製造を計画していたということ
なのでしょうか。
そうだとすると、
長期的で計画性のある犯罪
ということになります。
2018年9月27日追記
この大学生についての続報で
覚せい剤関連の情報が報じられました。
名古屋市緑区の大学１年の少年（１９）が、覚醒剤を持っていた疑いが強まったとして、愛知県警名東署捜査本部は２７日にも覚せい剤取締法違反の疑いで、少年を再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。
引用：産経ニュースWEB
これは大学生本人の
供述から明らかになったそうです。
取り調べ時に「覚醒剤をつくった」と
供述しており、自宅から覚醒剤の
原料の一部とみられる薬品が
押収されています。
この覚醒剤製造の目的は、
自身で使用するためではなく
化学への強い興味や関心から
「やってみた」ということです。
このことにより、容疑には
覚醒剤所持も加わることとなりました。
2018年11月7日追記
共謀者として派遣社員の
10代の少年が逮捕されました。
名古屋市緑区の元大学生の少年（１９）が高性能爆薬などを製造したとされる事件で、愛知県警名東署捜査本部は６日、少年と共謀して覚醒剤を製造したとして茨城県古河市の派遣社員の少年（１７）を覚せい剤取締法違反（製造）容疑で逮捕した。２人はソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）で知り合い、化学知識の情報交換をしていた。
引用：https://www.excite.co.jp/news/article/Mainichi_20181106k0000e040289000c/
SNSでやりとりしていた
ということですが
「化学知識の情報交換」という
文章だけ見ると、
アカデミックな感じがしますね。
覚せい剤製造という
犯罪でなければ
研究者としては
知的好奇心もありそうなのにと
残念に思うばかりです。
また、この記事では
逮捕された少年は
大学を自主退学したということも
明かされていました。
そのため、この後のニュースでは
「元大学生」という表記になるようです。
2019年3月25日追記
刑事裁判が行われ、
判決が言い渡されました。
名古屋地裁は25日、「反社会的で悪質性が高い」として懲役3年以上5年以下、拳銃と覚醒剤の没収（求刑懲役3年以上6年以下、拳銃と覚醒剤の没収）の判決を言い渡した。
神田大助裁判長は判決理由で「知的好奇心を満たしたいとの安易な動機で、爆薬を自宅で製造、保管し大惨事を引き起こしかねなかった。さらに公園で爆発させ、公共に対する危険を現実化させた」と非難した。
拳銃と覚せい剤の没収は
判決に含まれるのですね・・
ここは意外でした。
５年して社会に戻ったときは
好奇心をいい方向に
使ってもらいたいものです。
まとめ
今回は、爆薬を製造して
テロリスト予備軍のような
扱いをされている男性（大学生）
について調べました。
未成年であるために
詳細な情報があまりなかったですが
その制作意欲を
今後は正しい方向に使ってもらいたいと
思う事件でした。
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