クールシェア(東京五輪)意味の勘違いでネット炎上?「開放」案の理由や温暖化対策や電気代は?
NHKニュースで、2年後の
東京オリンピックで課題になる
猛暑への対策についての記事がでました。
陸上のマラソンコースとなる東京の
日本橋で、冷房の効いた店舗を開放する
「クールシェア」についての
意識調査が行われたということです。
しかしこの記事が
「オリンピック組織委員会は何を考えているのだ」
という炎上に繋がっているようなのです。
どういうことなのか調べてみました。
元の記事の内容は?
NHKニュースの記事は
このような内容でした。
大会の組織委員会は、観客への猛暑対策が特に必要な競技の1つに陸上のマラソンを挙げており、スタート時刻を午前7時にするとともに、コース沿いの店舗やビルで冷房の効いた1階部分などを開放してもらう「クールシェア」の取り組みを活用する方針です。
マラソンコースになる東京 日本橋では「クールシェア」がすでに行われている百貨店やビルがあり、2日は取り組みを進める環境省と大会組織委員会が連携した意識調査が行われました。
調査では「競技の時間に特別に店を開けて『クールシェア』できる環境をどう感じるか」とか「施設を増やすべきか」などを訪れた人たちに尋ねていました。
環境省は結果をまとめたうえで、組織委員会と共有し、効果的な対策につなげていくことにしています。
調査に答えた30代の女性は「東京大会のマラソンは小さい子どもからお年寄りまでみんなで楽しみたいので、『クールシェア』をぜひ進めてほしい。そうでないと暑くて危ないです」と話していました。
環境省の担当者は「年々気温が高くなってきており、熱中症対策として東京大会の一助にしたいと考えているので、力を入れていきたい」と話しました。
引用:NHKニュース
色々感じるところはあるかもしれませんが
次に、この記事に対する反応を見てみましょう。
ネット上の反応は炎上?
実はこのニュースの言葉で
誤解が生じているようです。
ネット上ではこのような意味に
捉えた人たちの炎上がおきています。
窓を開けてクーラー点ければ町中涼しくなるんじゃね理論か。天才だな
「コース沿いの店舗やビルで
冷房の効いた1階部分などを
開放してもらう」
という表現の「開放」を
場所を提供するという意味の
「開放」ではなく
その言葉通り、
「ドアや窓などを
開けて冷気を外に出す」
という意味だと思った人が
多数なようです。
そのため、このように
「開けっ放しにしたら
温暖化が加速する」
「室外機で暑くなるだけ」
というコメントが多くみられます。
室外機が動くから余計に暑くなるだろう。
冷蔵庫開けっ放しにすると部屋が暑くなるの知らないだろう。
正しい意味の「クールシェア」は
「冷房をつけている場所に集まって
電気代を節約しよう」という意味の
取り組みです。
今回の件なら、
クールシェア公式サイトの説明でいう
「まちでクールシェア」に該当します。
パブリック空間やカフェなどを
涼みに来た人に提供する、という
取り組みです。
これなら
オリンピック組織委員会の
考えていることが
とんでもなく見当違い
ということではないのが
わかりますよね。
別の理由で懸念する人も?
「開放」や「クールシェア」の
正しい意味を分かっている人も
電気代などについて
心配する声をあげていました。
電気代は誰が出すんだよ。朝から空いてる店なんてそうそうないし。
また、開催時刻を
変更するだけで解決するのでは?
という意見も見られました。
開催時刻を変更しようって頭すら持ち合わせてないのか?
マラソンのスタート時間は
1時間早めましたが、
確かにいっそ夜間にするくらいの
大きな変更があってもいいのかもしれません。
まとめ
この炎上をうけて
今後オリンピックの組織委員会が
動くことはあるのでしょうか。
今後何か動きがあれば、追記したいと思います。
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