広瀬すずの不発を連ドラ控えるNHKが危惧?!『anone』低視聴率の3つ理由とは?
広瀬すずさん主演の日本テレビ系連続ドラマ「anone(アノネ)」。
もうすぐ最終回を迎えるこのドラマは、“視聴率が低い”という面で密かに注目を集めています。
「anone」の視聴率についてNHKが気にしているという情報を知り、視聴率が低い理由も気になったので調べてみました。
ドラマの概要
広瀬すずさんはドラマの中で、身寄りがなくネットカフェで暮らす19歳の少女を演じています。
家族とも社会とも繋がりがない彼女が、1人の女性と出会うことで変化していくという人間ドラマを描いています。
脚本と演出は、同じく日本テレビ系列で以下を手掛けた、坂元裕二さんと水田伸生監督。
- 「Mother」(2010年)
- 「Woman」(2013年)
いずれも話題作でしたので、このドラマの脚本家と演出家が5年ぶりにタッグを組んだ「anone」も、ヒット確実だと予想されていました。
視聴率の変遷
しかし、予想に反して初回放送から低視聴率の結果となりました。
初回 9・2%
第2回 7・2%
第3回 6・6%
第4回 6・4%
第5回 5・9%
第6回 5・5%
第7回 4・9%
第8回 5・4%(唯一のup)
上記はいずれも関東地区のみの視聴率ではありますが、ほぼ毎回低下を続けています。
最終回がどうなるのか、ある意味で注目を集めてしまっています。
『anone』不振をNHKが危惧する理由
他局のはずのNHKが、実はこの「anone」の不振を気にしているそうなのです。
その理由は、広瀬すずさんの起用が決まっている大型企画があるためなのだとか。
広瀬すずが連続テレビ小説の主演
2019(平成31)年度前期の連続テレビ小説は、記念すべき第100作を迎えます。
『夏空-なつぞらー』
作:大森寿美男(オリジナル作品)
広瀬すずさんはこのドラマの主役となる、大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失った「奥原なつ」を演じます。
NHKが連続テレビ小説に力を入れているのはみなさんご存知の通りです。
それが100回を迎えるということもあり、NHKは万全の体制で広報をおこなっているようです。
脚本は、「アゲイン 28年目の甲子園」「 悪夢ちゃん The夢ovie」「悼む人」などを手がけている大森寿美男さんです。
【放送予定】2019年4月から9月 全156回(予定)
【演出】木村隆文、田中正 ほか
【プロデューサー】福岡利武
【制作統括】磯智明
【制作スケジュール】2018年(平成30年)夏 クランクイン予定
【ロケ地】北海道十勝地方ほか
あらすじはこちらへ → NHKドラマトピックス
広瀬すずの「前科」って?
広瀬すずさんの不振が気になる理由は、ただ単に「視聴率が低い=夏空も視聴率が取れないのではないか」ということだけではないようです。
実は広瀬すずさんのお兄さんである大石晃也さん(無職)が、2018年1月15日に酒気帯び運転の現行犯逮捕をされたのです。
もちろん、広瀬すずさんご本人のことではありませんので、あまり関係ないと思えることではあります。
しかし、起用側がNHKであるため、そこが「気になるポイント」となってしまったようです。
トラブルや問題などをできるだけ避けたいNHKにとって、このニュースは痛いこと。
さらに直近の主演ドラマが不振であるとなると、不安が募るのは仕方がないのかもしれません。
気になるのは、人気のある広瀬すずさんが主演でありながらここまで視聴率が低い理由です。
そこで、視聴率が低い理由を調べてみました。
低視聴率の3つの理由
①一話完結型ではない
現在放送中のドラマで比較的人気があるドラマは、一話完結型が多いという共通点があります。
- 嵐・松本潤さん主演の「99.9」
- 石原さとみさん主演の「アンナチュラル」
上記も一話完結型です。「99.9」は第一期でも一話完結型となっていました。
それに反して「anone」は一話完結ではない形式のドラマです。
長い間見逃さずに見続けなればならないことが、不振の原因の一つだと考えている人もいるそうです。
ただ、同じ期間に放送されている別のドラマにも「海月姫」や「トドメの接吻」のように、一話完結ではないけれどそこまで低視聴率ではないものあります。
「anone」の場合、一話完結でないことが他の要因と重なることで、低視聴率に拍車をかけたという方があっているかもしれません。
②ストーリーの特性
視聴率不振の一番の原因はこれだと言われています。
ビジネスジャーナルでは、「anone」は、あたかも大変なことが起こるかのように見せかけて、肩透かしに終わる展開を繰り返していると解説されています。
- 絶体絶命のピンチが発生してもあっさり解決
- 明らかに怪しいシーンが出てきても何も起こらない
- 単なるモブキャラが過剰に目立ってしまい、何か意味のある人物に見える
例えば上記のような“肩透かし”が何度も行われています。
このことが、視聴者の期待を裏切っている状態にしてしまっているようなのです。
もちろん、これが気にならない人もいるとは思いますが、多くの人にとって、他のドラマよりも多い“肩透かし”が、「な〜んだ、つまんない」につながってしまっているようです。
一話完結ならただの「不発回」で済んだかもしれませんが、そうではないため、「長い間集中して見続けているのに肩透かしばかり」というイメージになっているのでしょうね。
③広瀬すずの笑顔がない
これはある意味、このドラマならではの特性かもしれません。
せっかく広瀬すずさんを起用しているのに、可愛い笑顔が少ないというのも、期待を裏切っていることにつながっているようです。
明るい内容ではないため仕方がない気もしますが・・・広瀬すずさんには可愛い笑顔を求める人が多いのでしょうね。
まとめ
今回は、もうすぐ最終回を迎えるドラマの現状について調べてみました。
低視聴率ではありますが、見続けている人にとっては欠かせないものとなっていると思います。
広瀬すずさんはドラマ終了後すぐに「夏空」のクランクインを迎えることになると思いますので、NHK番組では宣伝のための出演もあるかもしれませんね。
連続テレビ小説は、広瀬すずさんの笑顔が少しでも多いものだといいなぁと思っています。
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